買取なしでも可能か

買取がない場合では

日本の太陽光発電投資は、発電した電力の全量買取が前提で行われています。これは、投資用の太陽光発電では、1kWhあたり設置した時期によって、20円台後半から40円位まで幅がありますが、全量買取が保証されているという制度です。 ところで、日本の電力料金は、会社によって異なりますが、家庭用では概ね1kWhが20円から30円です。また、産業用でしたら10円前後です。これは、買取価格と比べますと家庭用でも随分安くなっていますので、将来的に続けられるものではありません。 もし、買取がない状況で太陽光発電投資ができるためには、1kWhあたり10円台で発電できないと難しいでしょう。なお、アメリカの大規模太陽光発電では、1kWhあたりのコストが5セント(約6円)程度まで下がっているそうですから、このあたりが太陽光発電投資の可否の基準となるのかもしれません。

どの位コストがかかるのか

太陽光発電投資は、その発電方法から、初期投資が大きく、ランニングコストはあまりかかりません。太陽光発電投資では、1kWあたりの価格で比較されることが多いですから、これで初期投資額を見てみますと、かなり低下してきたというものの、1kWあたり20万円台後半というところでしょう。1kWの発電施設で1年間に発電できる電力は、地域にもよりますが、1000から1400倍したもの(単位kWh)です。すなわち1番多くとも1kWの施設では、1年間に1400kWhが限界だということです。1kWhあたり30円で買取できるとして計算しますと42000円になります。単純にこれで初期コストを割りますと、7から8年ですから、これが単純に計算した時の初期投資を回収できる年数になります。 電力の買取がなければ、初期コストの回収までもっと長い年数がかかります。